寺家ふるさと村と横穴古墳群めぐり:小田急線・鶴川駅(024)―12.5km

[区間7]  (23) 西谷戸横穴墓群⇒(25) 三輪南遺跡群

(23) 西谷戸横穴墓群―(24) 三輪中央公園―(25) 三輪南遺跡群

(23) 西谷戸横穴墓群

西谷戸横穴墓群は、車道に沿ってあった。目の位置よりも高いところにあるため、気がつかずに通り過ぎてしまうところだった。はじめは石地蔵に目が留まり、何げなく見上げたら横穴墓が目にはいった。
7世紀につくられたと推定される横穴墓が、現在までに9基が確認されている。ここから、圭頭大刀、鉄鏃、ガラス製玉などの副葬品が発見されたとのことだ。全体がフェンスで囲まれ、近寄ってみることはできない。
詳しい説明が「東京都指定史跡西谷戸横穴墓群」「「西谷戸横穴墓群」(東京都指定史跡)」「「西谷戸横穴墓群 その2」ー東京都指定史跡ー」にあります。

(24) 三輪中央公園

西谷戸横穴墓群から次の目的地まで1km弱の道のりだが、上り坂ということに加え、大規模開発で分譲されたらしき住宅地の中を歩く単調さで、長く感じてしまった。三輪中央公園の中を斜めに通過することが、歩きに変化をつけてくれた。

[区間8]  (25) 三輪南遺跡群⇒(27) 小田急線・鶴川駅北口

(25) 三輪南遺跡群 (三輪ゆりの木通り公園)―(26) 岡上神社―(27) 小田急線・鶴川駅北口

(25) 三輪南遺跡群

三輪南遺跡群は、三輪ゆりの木通り公園の中にあった。窯、住居跡が平面表示されていて、遺跡はどこだ?と探しまわってしまった。

区画整理事業に伴って1981年から1984年に発掘調査が行われました。このうち奈良、平安時代の集落跡が見つかったA-9地点が現在の「三輪ゆりのき通り公園」内に保存され、奈良時代の登り窯1基は「三輪瓦窯址」と命名されています。北東へ約300メートル離れた岡上廃寺(川崎市麻生区岡上)へも生産した瓦を供給していました。付近で見つかった竪穴住居跡は生産に携わった人々の家と推定されます。

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(26) 岡上神社

三輪ゆりのき通り公園の西側の道路は、鶴川駅の東側で小田急線を跨線橋(出発したときに通った)で越えた道路の延長だ。公園は町田市に属しているが、道路の西側は川崎市飛地麻生区で、なんとも複雑なところだ。
この道路を北に向かって下っていくと、左側に社が見える。ここから先は小田急線まで川崎市だ。
岡上神社の由緒によると、岡上村にあった諏訪神社、剣神社、日枝神社、宝殿稲荷社、開戸神社を明治42(1909年)年に合祀して岡上神社とし、敷地は村の中央にあった諏訪神社に決まったとのことだ。先ほどの三輪南遺跡群説明にあった「岡上廃寺」がどこかは、分からなかった。

駐在所がある信号の先の二股を左へ折れ、鶴見川へ向かって下り、鶴見川と小田急線の間の道を通り、踏切を渡って鶴川駅北口へと戻る。

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