横浜湾に注ぐ帷子川(かたびらがわ)中流域から水源に向かって、高低差の少ない舗装道路を歩く12.5kmのコースです。
コース前半は、かつての帷子川の原風景を残す緑道、その支流にある白根不動尊の森、滝や紅葉を楽しめる一帯を歩き、標高差約50mを上り下りします。
コース後半は、日本で最初に開設された近代水道の水道道をたどり、帷子川水源に立ち寄ったあと若葉台団地まで歩く、ほぼ平坦なコースです。途中、3か所の寺院を訪れ、高さ26mの 「大貫谷戸水路橋」の下を通ります。
かつて大雨になると氾濫を繰り返していた帷子川は大規模な治水工事で河道が変わり、「源流」 も、団地造成に伴い近くに移されました。
相鉄線鶴ヶ峰駅を起終点にした、変化に富んだ高低差約50m・距離約6kmのコースです。途中に休憩場所やトイレがあり、安心して歩けます。
NHK大河ドラマ 「鎌倉殿の13人」人に描かれる幕府の権力争いにまきこまれ、頼朝の没後に実権を握った初代執権・北条時政の謀略によって謀反の疑いをかけられ、鶴ヶ峰付近で討ち死にした畠山重忠の史跡をめぐります。
大規模な治水工事で川筋が大きく変わった帷子川(かたびらがわ)の原風景を保存している帷子川親水緑道では、崖から水がにじみ出ています。
源頼朝が鎌倉入りの途中、境内の池で身を浄め勝利を祈願したと伝えられている白根神社は、森の中にあって滝があり、紅葉が楽しめます。
鎌倉幕府は、その政庁所在地が2回、移転しました。つまり、3か所あります。
2022年1月から放映されている、三谷幸喜・脚本のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は、主に、最初の政庁が置かれた「大倉幕府」を舞台に展開します。
本コースでは、3か所の鎌倉幕府所在地、北条執権家の邸宅、源頼朝が平泉・中尊寺二階大堂を模して建立した永福寺、押し寄せる新田義貞の軍勢を前に自刃して八百七十余名が果てた東勝寺など、歴史を訪ねる街歩きです。
ただし、現存している建造物はありません。石碑あるいは発掘された遺構などから、その「跡」だとわかります。
こうした歴史の「跡」をたどり、鎌倉の街の小径を歩きながら、往時の様を想像するウォーキングです。
NHK大河ドラマをご覧になられている方にとっては、よりイメージがふくらむのではないでしょうか。
開発の波から守られた、多摩丘陵の自然を満喫。尾根、森、灌漑池、池、田んぼ、広々した丘をめぐり、サクラ、新緑、紅葉が楽しめるコースです。
丘陵地帯なので、高度差30~40m程度の緩やかな上り下りを繰り返します。
尾根緑道は、第二次世界大戦のころは、戦車のテストコースでした。いまは種類の異なる桜が植えられ、3月初旬から4月下旬までサクラの花を楽しめます。
小山田緑地は、かつて牧場になっていました。広々とした芝生の丘からは、富士山が正面に見えます。池と湿原が保存され、吊り橋もあって、森林浴がたっぷりできます。
全行程15km弱ですが、「オプションコース」を省略すれば約12km強になります。また、疲れたらバスでリタイアできます。
縄文時代、鎌倉時代末期から室町時代の歴史をたどり、野鳥がさえずる緑豊かな森をめぐる起伏の少ない約10kmのハイキングです。
コース途中には休憩できる場所、トイレが適度にあり、安心して歩けます。
八国山緑地(標高差20m・約2,000m)の南にある北山公園では、6月初旬、約600種類・8,000株・10万本のハナショウブ、9月中旬ごろは曼珠沙華が咲きます。西南側で発掘された縄文後期のウルシを使った道具は国指定重要文化財。東は新田義貞の「久米川合戦 (元弘の乱)」の舞台です。
室町時代建立の「正福寺地蔵堂」は国宝建造物、徳蔵寺板碑保存館には、「元弘の碑」(国指定重要文化財)をはじめ170基の板碑が展示されています。