「新しい発見」を見つけて歩く:(例) 透かしブロックを探しながら

新型コロナウイルスに負けない歩き方
2020年4月7日に、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言が発出され、不要不急の外出自粛が要請されました。こうした事態の下で、健康を維持するために、いかに安全にウォーキングをしたらいいのかと自分なりに考え、4月19日に「「自分が感染しない、そして、他人を感染させない散歩」について」を書きました。
東京でも5月25日に緊急事態宣言は解除されましたが、都県境をまたぐ不要不急の移動は控えるよう呼びかけられました。「緊急事態宣言解除後のウォーキングについて考えてみました」に、その後のことを書きました。
こうした状況なので、サイトに掲載する新しいコースの調査を3月から控えていて、6月26日に、比較的人出が少なく、距離も短い都内のコースを試行的に調査しました (階段と怪談がある街・四谷界隈を歩く として掲載)。
ところが7月2日以降、東京都の新規陽性者数は100名を超え、7月9日には200名を超え、更なる増加が心配されています。
GO TO トラベルは、東京都を発着する旅行は対象から外すことになりました。
新型コロナウイルスに感染した場合、重症化するリスクが大きい高齢者や基礎疾患をもっている方にとっては特に、「自分が感染しない、そして、他人を感染させない」慎重な行動が、依然として大事です。
「慎重な行動」とは「三密」を避ける行動になります。
ウォーキングにあたって、人出が少なく混まないところを探して歩くこと、リスクは少なそうだけど歩くコースとしては面白さがないようなところを歩くことも大事、になります。
遠出はせず、近場のウォーキングでも、「新しい発見」を見つけながら歩いてみてはいかがでしょう?
「新しい発見」を見つけながら歩くって、人それぞれだと思うんですが、1つの例をご紹介します。
「透かしブロック」のいろいろな形を見つけながらのウォーキングです。
実際に、ブロック塀をキョロキョロ眺めながら歩いたら面白くなり、明日はあっちの方角を歩いてみよう、あさっては、どっちを歩こうかと楽しくなりました。
透かしブロックを探しながら
「透かしブロック」って聞いたこと、ありますか?
goo 辞書 には、「ブロック塀の装飾性や通気性を高めるために用いる、穴の空いたコンクリートブロック。」という説明があります。
最近、地震等による倒壊の危険を避けるため、つくることが少なくなってきたブロック塀ですが、よく見ると、いろいろな形をした穴が空いているブロックが混じっています。
いちばん多い通称 「みやま」。「青海波」あるいは「透かし松」とも呼ばれる。



実は、いままで透かしブロックなんて、気にしていませんでした。
最近テレビで「透かしブロック博士」の小学生を紹介していて、それを観てから意識して町を歩いてみました。そうしたら、たくさんあるもんですね。
菱形の透かしブロックは、バリエーションが豊富。







インターネット上でも、「透かしブロックコレクション」「眩惑の透かしブロック:ブロック塀研究会」「ブロック塀模様コレクション」など先達のサイトがあって、その奥深さに圧倒されます。
長方形、三角形もあります。



ありそうで、意外に見かけません。

形の呼び方は、地方によっても、マニアによってもちがうようです。
先達たちほど本格的にならなくても、美しい透かしブロック、珍しい透かしブロックを探しながら町あるきをしてみると、きっと楽しくなりますよ。
ユニークな透かしブロック。






以上は、人通りの少ない近所を歩きながら見つけた透かしブロックです。