新倉ふるさと民家園

 コース紹介は、川越街道・白子宿と湧水をたずねる:和光市駅~成増駅(509)―7km をご覧ください。

コース地図:コース地図の順番数字は、下記の丸カッコ付き数字に対応しています。

(1) 東武東上線/東京メトロ有楽町線・和光市駅→(2) 柿ノ木坂湧水公園→(3) 地蔵堂改築供養石仏群→(4) 新倉小下湧水→(5) 庚申塔→(6) 不動明王石像
スタートは、 (1) 和光市駅北口

和光市北口は、駅前開発が真っ盛り。

和光市駅北口駅前は、昔ながらの家が並んでいます。そんな家々のあいだの路地に、駅へ来る人の流れがありました。もうしばらくすると、駅前の光景は、変貌を遂げているのでしょう。

外郭環状道路

和光市駅から坂を上ってくると外郭環状道路にぶつかります。その左側に、柿ノ木坂湧水公園に通じる通路がありました。

(2) 柿ノ木坂湧水公園
外郭環状道路の上にある広場
地図には地蔵堂があると書いてありましたが、更地? 空地の脇に、石仏が並んでいました。 (3) 地蔵堂改築供養石仏群
「地蔵堂改築供養塔」が建っていたので、いま、ちょうど改築(新築)のために更地になっているのでしょう(2020年3月12日)。
このあたりは高台で、遠くに、東京スカイツリータワーが見えています。
高台から谷に向かう途中に、柿ノ木坂児童公園があります。公園入口に、シェア自転車のダイチャリがあります。
左が 柿ノ木坂児童公園 。流れは谷中川ですが、両岸の崖の高さを見ると、急な流れが台地を激しく浸食したようです。
地図には湧水があるって書いてあるけど、どこから水が湧いているのかな? それらしき所は見えないけど・・・。
(4) 新倉小下湧水は、駐車場の奥にありました。でも、私有地なので、断ってから入らないと。
谷中川。北へ流れて白子川に合流するのかと思ったらそうではなく、流れは南に向かっていて、越戸川に合流して新河岸川に流れ込み、隅田川になります。
新倉ふるさと民家園の脇にある (5) 庚申塔
新倉ふるさと民家園の向かいにある (6) 不動明王石像
(7) 新倉ふるさと民家園
(7) 新倉ふるさと民家園
(8) 天神ヶ谷戸公園→(9) 庚申塔→(10) 浅間大神(富士塚)→(11) 下新倉氷川八幡神社
新倉ふるさと民家園からここまで急坂をのぼる。

「谷戸」という名前に惹かれて寄ってみました。おおきなサクラが1本あります。周囲は宅地に造成中で、いまは広々した公園ですが、しばらくすると、住宅に囲まれてしまいそうです。

下新倉氷川八幡神社へと下る氷川通り沿いにある庚申塔
氷川通りの突き当りに、下新倉氷川八幡神社が見えました。
(12) 尋常小学 東輝学校跡→(13) 東輝橋→(14) 成田山神護寺→(15) 瑞應山地福寺→(16) お石神さま
明治19年、白子・新倉、上新倉合併して (12) 東輝学校設立。
左手に笹目通りを見ながら進む
笹目通りを歩道橋で渡る
白子小学校の愛唱歌は、清水かつらの「みどりのそよ風」。25歳のとき白子村・新倉村に移り、生涯をすごした。
白子小学校から、急坂を下る。白子小学校正門前の道は「旧城山坂」と言い、このあたりにお城があったと思われるが、なんの案内も痕跡も見つからない。
(14) 成田山神護寺
(14) 成田山神護寺 本堂
成田山神護寺の隣に、これから行く地福寺の「飛び」墓苑がある。コンクリの壁は、東上線の線路。ここを、壁に沿って左へ。
(15) 瑞應山地福寺。 下新倉氷川八幡神社の別当寺だった。
(15) 瑞應山地福寺
(15) 瑞應山地福寺

地福寺本堂の左側に急な階段があり、登っていくと、頭痛・咳などを癒してくれる「(16) お石神さま」がいるようです。

(16) お石神さま(石神大権現)
地福寺 の墓苑内にある「筆塚」。江戸時代、寺子屋を開いていた師匠を供養するために、弟子たちが建てた。
(20) 白子村道路元標→(17) 滝坂→(18) 小島家湧水→(19) 水元稲荷神社
ちょっと寄り道ですが、「(20) 白子村」の標識。
いまは坂も崖もコンクリで固められてしまった (17) 滝坂
(18) 小島家湧水。この崖の上に、小島家があります。
小島家湧水の斜め向かいにひっそりと祀られている (19) 水元稲荷神社
滝坂を登り切って左折し、すぐの小道を左に下っていく
(21) 富士嶽神社→(22) 武州白子熊野神社→(23) 湧水
(21) 富士嶽神社
(21) 富士嶽神社。富士塚の頂上からの眺め
(22) 武州白子熊野神社
(23) 湧水
(22) 武州白子熊野神社
(24) 富澤湧水→(25) 魚くめ・富澤家住宅→(26) 大坂ふれあいの森・湧水
熊野神社と旧川越街道をはさんだ向かい側、崖から染み出る (24) 富澤湧水
白子宿の面影を残す (25) 魚くめ・富澤家住宅

富澤家住宅の向かい側に、(26) 大坂ふれあいの森があります。崖下から水が湧き出ていて、イチリンソウ、カタクリ、キツネノカミソリが咲くそうです。「白子大坂ふれあいの森の会」が環境保全活動を行っています。

(26) 大坂ふれあいの森・湧水
(27) 柴崎米店→(28) 新田宿八坂神社→(29) 新田坂の石造物群(子育て地蔵・道祖神)→(30) 東武東上線/東京メトロ有楽町線・成増駅
大坂ふれあいの森から旧川越街道に(27) 柴崎米店。廃業したようです。
川越街道と旧川越街道の合流点「東埼橋」信号。ここは白子川にかかっており、「埼」玉県と「東」京都の境界でもある。
(28) 新田宿八坂神社

東埼橋(白子川)から成増に向かって川越街道を登っていくと、新田坂の八坂神社、石造物群があります。ここは、江戸時代の川越街道に沿っています。

(29) 新田坂の石造物群(子育て地蔵・道祖神)
江戸時代の川越街道
新田坂から見た川越街道