梅・桜を楽しむ:阿佐ヶ谷駅から羽根木公園へ (027)-10.5km

[区間4] 築地本願寺 和田堀廟所―甲州街道 歩道橋―京王線・踏切―菅原神社 (菅原天神)―羽根木公園 東松原駅口―羽根木公園丘の上広場

和田堀廟所から甲州街道を少し戻り、高架の首都高速道路をくぐりつつ甲州街道を横断する歩道橋に上ります。いま訪問した和田堀廟所が見渡せます。

歩道橋から下りたら折り返し、甲州街道を200m弱戻った信号「松原二丁目」を左折します。ほぼ一直線の「菅原大神通り」です。

京王線の踏切を越えて200m歩くと、左に黄色い看板が目立つお店が見え、その向かいが「菅原神社」です。

菅原神社 (菅原天神)
菅原神社本殿

社伝によると、寺子屋を開いていた石井兵助直慶が寛文5(1665)年二月吉日に、「学問の神様」菅原道真公を祀る神社を勧請したとのこと。
鳥居をくぐるとすぐ左に扁額・絵馬が飾られた絵馬殿があります。
本殿の左奥には御嶽神社と稲荷神社が、その左の庭園には厳島神社が祀られています。
本殿手前の右側には、「撫で牛」が伏せています。自分の身体の悪いところと同じ牛像の部分をなでると、悪いところが牛に移って病気が治るという俗信が、江戸時代から盛んになりました。大勢の人が撫でて、牛の鼻の頭は金ぴかです。
神楽殿の前には、「明治17年」と刻まれた、力比べをする「力石」が置かれています。
枝垂れ梅がピンクの花を可愛らしく咲かせていました。

世田谷区松原の菅原神社から羽根木公園にかけての道路は狭く、湾曲したり行き止まりがあったりして複雑です。さらに一方通行路が多いことが加わり、まだカーナビがなかったころ、このあたりで車を運転していたら、30分走り回っても目的地に行けなかったことがあります。
学問の神様をお参りしたので、学校を目印にしながら、羽根木公園に向かいましょう。

日本学園中学校・高等学校の角を右折したら、すぐに左折します。

松原小学校に沿って左折します。

常念寺に沿った緩い下り坂を歩いていくと、前方に京王井の頭線の踏切が見えてきます。その2つ手前の交差点を右折します。

このあたり、壊されている古いお宅が目につきます。小分けして分譲するのか、あるいはマンションに変わるのでしょう。

羽根木公園

訪問した2021年2月14日は、約650本・60品種の白梅紅梅が満開でしたが、緊急事態宣言が出されているので例年おこなわれている「梅まつり」は中止。
観梅に訪れた人たちは、密集しないように気をくばっていました。
丘の上広場が羽根木公園の中心で、梅林が目の前にあります。ここで、ウォーキングは終了です。

羽根木公園の梅林:開花の様子
羽根木公園からの帰り方
  • 京王井の頭線・東松原駅へ
    東松原駅口から200mです。来たコースを戻り、「パルケ 松原店」の角を左折し、道なりに坂を上った右側に、改札口へ上る階段があります。改札口からは、上下線のホームへ下りられます。
  • 小田急線・梅ヶ丘駅へ
    梅ヶ丘駅口から100mちょっとで駅に着きます。

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