加治丘陵の森ハイキング:西武池袋線・仏子駅~JR八高線・金子駅 (047)-10km

桜山展望台

[区間]  農村環境改善センターを出発し、金子神社へ

八幡神社

入間市 農村環境改善センター八幡神社 (弁天社)―金子神社

入間市 農村環境改善センターから、テニスコートをまわりこんで、住宅街の狭い道を通り抜けていきます。サイロが見えたところには養豚場があります。その先が、八幡神社です。
参道の階段を上り、森閑とした境内を歩いていくと「弁天様 ←50m先」という案内があったので、矢印の示す方向へ行ってみました。ネットで囲まれた小さい池の中央に向けて、工事用の足場を置いただけの橋がかかっていて、真ん中に小さい祠があるというシンプルな弁天様でした。
八幡神社からは、森のなかの道を金子神社に向かいます。傾斜はほとんどない、等高線に沿って丘陵の南を巻いていきます。途中にある道標を「金子神社」方面へ進めば、迷うことはありません。
金子神社の前には、「金子の森」があります。

八幡神社

八幡神社

八幡神社は、言い伝えによると、南北朝時代の文和3(1354) 年に宇佐八幡を勧請し創建されたとのこと。歴代領主に崇敬され、江戸時代には上谷ヶ貫村の鎮守社として祀られていました。
文和年間 (1352-56年) に神事として宇佐八幡から伝えられたとされている「上谷ヶ貫の獅子舞」は、村内の安泰と五穀豊穣を祈念して、現在も毎年10月第1日曜日に八幡神社と西光院(八幡神社の向かいにあります。立ち寄ることを忘れてしまいました)に奉納されます。
神社には、懸仏(かけぼとけ)2面が残っています。古来の神道では鏡をご神体とし、神像をもちませんでした。仏教伝来とともに、日本土着の信仰と仏教とが融合した神仏習合思想が生まれ、仏が神のかたちをとって仮の姿として現れたとされるようになりました。この考えにもとづいて、鏡に仏像などを描いたり浮き彫りしたものが懸仏です。

金子神社

金子神社

金子神社はかつて牛頭天王と呼ばれていましたが、明治の初めに八坂神社と改称し、更に明治9年に金子神社となりました。
金子神社祭礼は、毎年4月の最終土曜日・日曜日に行われ、神輿やヤグラ、山車が西三ツ木、三ツ木台をまわり、「西三ツ木ばやし」が奉納されます。ヤグラと称する底抜け屋台では祇園囃子(道中、車切)が演奏され、山車の上では5人囃子が演奏されます。西三ツ木ばやしは非常に難しくとても威勢の良い囃子で、珍しい囃子として大変有名です。
金子神社の鎮座地「三ツ木」はかつて金子郷に属し、武蔵七党のうち村山党金子氏の領地でした。地名「三ツ木 (みつぎ)」の由来は、昔、貢ぎ物の馬を献上したことによるとのことです。
金子氏について、「義経に従い一ノ谷合戦で活躍 武勇で鳴らした 金子十郎家忠 本拠地は入間市金子郷(オリジナルは、「東上沿線物語」第27号=2010年1・2月に掲載) が面白いです。

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