加治丘陵の森ハイキング:西武池袋線・仏子駅~JR八高線・金子駅 (047)-10km

桜山展望台

[区間]  ハイキングコース入口を出発し、入間市 農村環境改善センターへ

桜山展望台から眺めた狭山丘陵方面
桜山展望台から眺めた狭山丘陵方面。正面には、住宅街の先に茶畑が広がっている。

ハイキングコース 入口―加治丘陵尾根道 (旧サイクリングロード)―阿須山二等三角点 への分岐―(オプション:阿須山二等三角点)―桜山展望台 近道―桜山展望台―入間市 農村環境改善センター

トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園を奥へ登っていくと、ハイキングコースの急な階段が見えてきます。150段ある階段を登りきると、両側が杉林で道幅は狭いものの、舗装されている尾根道 (標高約160メートル) に出ます。
尾根道に出るとすぐ、右に下っていく山道があり、犬の散歩をしている地元の方らしき人に会いました。このあたりを、飯能市と入間市との境界が左右に横切っていて、ふたたび入間市を歩くことになります。
さらに約220メートル歩くと左側に、阿須山二等三角点へ向かう分岐があります (⇒オプションコース)。
分岐から「桜山展望台」方面に120メートルほど進むと、開けた場所に出ます。ここを左に折れ、細い土の道をのぼっていくと桜山展望台です。周囲にはベンチがあり、トイレもあって、休憩にはもってこいのところです。春にはが咲き、初日の出を迎える絶好の場所です。
展望台から高度差40メートルを階段で下ると、入間市 農村環境改善センターの裏に出ます。池のある庭をまわりこむと、森のなかの景色から、開けた景色にかわります。センター内にも、センターから下ったテニスコートの向かいにもトイレがあります。

ハイキングコース 入口

ハイキングコース入口
ハイキングコース入口

ハイキングコースへの取り付きには、これまでかと言うぐらい、警告の張り紙があります。
《健脚向き》《上級者向き》《150段の急階段あり!》
この階段は、高度差約50メートルを一気にあがります。とくに前半で一気に高度差40メートルをのぼってしまいます。急な階段ですが、よく整備されています。慎重に、ゆっくり、足を確実にステップに載せていけば大丈夫です。
ただし、斜面が濡れていたり、雨天の際は滑る危険があるので、無理はせず引き返すことをお勧めします。また、足元に不安のある方は、この階段を下りにつかうのは避けたほうがいいでしょう。
なお、この階段コースは、崩落があって一時は通行できなかったようです (2005年に例会を実施したときは通行できましたが、2014年に通ろうとした方の記録を見ると通れなかったと書いてありました)。

加治丘陵のハイキングコース(旧武蔵サイクリングコース)

加治丘陵ハイキングコースの舗装道路は、1969年8月26日に開設、1986年3月31日に廃止された武蔵サイクリングコースの跡です(市制施行45周年記念広報いるま特別版「IRM45」&「イルマシタイムマシン」(PDF 1.4MB)入間市の45年【昭和】より)
森のなかなのに舗装道路を歩くのは、ちょっと味気ない思いがします。

入間市トップページ > イベント・みどころ > みどり・自然 > 加治丘陵 > 1 加治丘陵のみどころ」には、加治丘陵の地形や植生など、加治丘陵のみどころが載っているので、ご一読ください。
同じページで「入間市 加治丘陵マップ (pdf)」を配布しています。

オプション:阿須山二等三角点

分岐から阿須山まで往復しても400メートル弱で、傾斜もほとんどない土の道です。標高188.6メートルの二等三角点を確認してみましょう。四阿もあります。市境界が阿須山二等三角点を東西に横切っています。
「阿須」とは、崩れやすい崖という意味があるそうです (飯能歴史散歩駿河台大学フェイスブック 2014年6月12日 より)。

桜山展望台

桜山展望台

入間市桜山展望台は標高190メートルのピークに建つ高さ20メートルの展望台です。

1987年5月15日に完成した鉄筋コンクリート3階建て。

開けたピークにはベンチや、南側の茶畑や狭山丘陵を眺めながらくつろげるところがあり、一角にトイレがあります。

晴れ渡っていれば池袋サンシャイン60、新宿高層ビル群、東京スカイツリー、筑波山、富士山、秩父連山などが見えるそうですが、訪れたときは霞んでいて見えませんでした。

名前のとおりが植えられていて、春は華やかな景色になるでしょう。

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