尾根緑道と小山田緑地:多摩丘陵ハイキング (105)-15km
開発の波から守られた、多摩丘陵の自然を満喫。尾根、森、灌漑池、池、田んぼ、広々した丘をめぐり、サクラ、新緑、紅葉が楽しめるコースです。
丘陵地帯なので、高度差30~40m程度の緩やかな上り下りを繰り返します。
尾根緑道は、第二次世界大戦のころは、戦車のテストコースでした。いまは種類の異なる桜が植えられ、3月初旬から4月下旬までサクラの花を楽しめます。
小山田緑地は、かつて牧場になっていました。広々とした芝生の丘からは、富士山が正面に見えます。池と湿原が保存され、吊り橋もあって、森林浴がたっぷりできます。
全行程15km弱ですが、「オプションコース」を省略すれば約12km強になります。また、疲れたらバスでリタイアできます。
縄文のウルシと元弘の乱をたどるハイキング:東村山市 (515)-10km
縄文時代、鎌倉時代末期から室町時代の歴史をたどり、野鳥がさえずる緑豊かな森をめぐる起伏の少ない約10kmのハイキングです。
コース途中には休憩できる場所、トイレが適度にあり、安心して歩けます。
八国山緑地(標高差20m・約2,000m)の南にある北山公園では、6月初旬、約600種類・8,000株・10万本のハナショウブ、9月中旬ごろは曼珠沙華が咲きます。西南側で発掘された縄文後期のウルシを使った道具は国指定重要文化財。東は新田義貞の「久米川合戦 (元弘の乱)」の舞台です。
室町時代建立の「正福寺地蔵堂」は国宝建造物、徳蔵寺板碑保存館には、「元弘の碑」(国指定重要文化財)をはじめ170基の板碑が展示されています。