武蔵野台地の水辺と森・遺跡を歩く(516)-12km

東京名湧水57選

A1-恩多野火止水車苑、A2-久米川駅、B-小平霊園経由 小平駅

コースも終点に近づいたところで、2つの帰り方:

 Aコース=野火止用水の昔の風景が想起される恩多野火止水車苑を経て西武新宿線・久米川駅へ至るコース
 Bコース=黒目川源流のさいかち窪を経て西武新宿線・小平駅へ至るコース

を紹介したい。

Aコースは、Googleマップでは赤紫色の線で示した。

Map-16_17
Map-16_17

新青梅街道から分かれ、野火止通りの信号までは住宅街を歩くが、この信号から新青梅街道に至るまでの野火止通りと野火止用水は、なつかしい昔の雰囲気を残している。

  • 野火止用水
  • 野火止用水を渡り恩多野火止水車苑へ
  • 恩多野火止水車苑

恩多野火止水車苑

恩多野火止水車苑
恩多野火止水車苑

恩多野火止水車苑は、滝や急流、水車小屋のある公園で、晩秋は紅葉が見られそうだ。ここには、1782 (天明2) 年ごろから1951 (昭和26) 年まで、直径7.5mの大きなヤマニ水車があったとのこと。

恩多野火止水車苑からふたたび野火止通りにでて、すぐ隣、広い空き地と神社が見える。ふたたび野火止用水を渡って、足を踏み入れてみる。

大岱 (おんた) 稲荷神社

大岱 (おんた) 稲荷神社

大岱 (おんた) 稲荷神社は、1751(寛延4)年に京都の伏見稲荷から、正一位稲荷神社の勧進証書を受けている。
毎年4月10日前後の土曜・日曜日に行われる春の例大祭では、山岡鉄舟揮ごうの祭礼幟(現在は複製)が立てられ、山車の上ではお囃子に合わせて獅子が勇壮に舞い、ひょっとこ、天狐(てんこ)も出てくるそうだ。

境内に「社吹堂」という聞きなれない祠がある。横に説明が書いてあった。
大岱稲荷神社には野火止通りから野火止用水を渡って入ってきたが、参道は、奥に向かってあった。

  • 野火止用水を渡って大岱稲荷神社へ
  • 大岱稲荷神社
  • 大岱稲荷神社参道
  • 大岱稲荷神社参道
  • 社吹堂の説明
  • 大岱稲荷神社境内の社吹堂

野火止通りから、新青梅街道に出れば、久米川駅は近い。

  • 新青梅街道
  • 久米川駅北口

Bコースは、Googleマップでは濃紺の線で示した。

Map-14-15_18
Map-14-15_18

(今回、Bコースは歩いていません。)

信号のある横断歩道で新青梅街道を渡ると、小平霊園への入口がある。

新青梅街道の向かいが小平霊園
新青梅街道の向かいが小平霊園

中に入った正面が「さいかち窪」だ。ふだんは水がないが、大雨が降ると水が湧いてくるとのこと。周囲をまわり、整然と区画された小平霊園のなかを通って、小平駅へ向かう。

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