菖蒲と紫陽花に夏の訪れを感ず:河辺駅~青梅駅(120)

吹上しょうぶ公園

花に囲まれて、丘陵地帯を歩きます。

ツツジ・アジサイが咲き誇る塩船観音寺・霞丘陵と、200種を超える花ショウブが咲く吹上しょうぶ公園、入間市を通り狭山市で入間川へとそそぐ霞川の水源がある天寧寺、青梅鉄道公園を歩く、約10kmのハイキングコースです。丘陵地帯なので、標高差20~30mぐらいのアップダウンが数か所あります。

JR青梅線・河辺駅―塩船観音寺(アジサイ)―霞丘陵自然公園(アジサイ)―吹上しょうぶ公園(ショウブ)―勝沼城跡―天寧寺―青梅鉄道公園―JR青梅線・青梅駅

花が楽しみな塩船観音寺、吹上しょうぶ公園

塩船観音寺では2万本のツツジ4月下旬から5月上旬)が花開きます。
初夏の風が肌に心地よい5月も下旬アジサイがつぼみをつけ始めます。観音寺では複数品種のアジサイを植えつけているため、比較的長い期間花を楽しむことができます。特に山門から阿弥陀堂への参道は真っ白なアナベルで彩られます。
7月中旬ヤマユリの大きな花が咲きます。
9月になると、白い花をつけるシラハギ(白萩)、ピンクの花が美しいミヤギノハギ、ヤマハギ、マルバハギの四種類、およそ300株のハギが次々に花を咲かせます。そしてお彼岸になると曼珠沙華もあわせてお楽しめます。

吹上しょうぶ公園では、5月下旬から6月下旬にかけて、紫や白、青、ピンクなど約200種10万本のハナショウブが咲き競います。 

写真はコチラをクリック ⇒ 120-菖蒲と紫陽花に夏の訪れを感ず:河辺駅~青梅駅

コース地図をご覧ください。


(13)~(14)の区間、勝沼城跡は、林のなかの道で、人どおりがありません。とくに女性の方がひとりで歩くときは、ご注意ください。(A)➡(B)のコースをおすすめします。

コース距離です。

ポイント 区間距離 累計距離
河辺駅    
春日神社入口 1,200m 1,200m
塩船観音寺仁王門 1,000m 2,200m
塩船観音寺・霞丘陵 1,500m 3,700m
吹上しょうぶ公園 1,600m 5,300m
天寧寺 1,300m 6,600m
青梅鉄道公園 1,800m 8,400m
青梅駅 800m 9,200m

コースの説明

(04)春日神社本殿  慶安元(1648)年、建立。多摩地域における数少ない江戸初期の遺構です。(東京都教育委員会の案内板より)

(08)塩船観音寺  塩船観音寺は真言宗醍醐派の別格本山(総本山、大本山に次ぐ寺院)で、総本山は京都山科にある醍醐寺です。
観音寺の開祖は、いにしえの昔、若狭の国で人魚の肉を食し永遠の命を得たと言われる八百比丘尼で、大化年間(645~650年)、一寸八分の紫金(赤銅=しやくどう=のこと)の観音像を安置したと伝えられているそうです。室町時代後期に建てられた本堂、阿弥陀堂、仁王門は、本堂内の厨子とともに国の重要文化財に指定されています。
「塩船」の名は、周囲の地形が小丘に囲まれて舟の形に似ており、仏が衆生を苦から救って悟りの彼岸に送る大きな願いの舟である『弘誓(ぐぜい)の舟』になぞらえて付けられたそうです。(真言宗醍醐派 別格本山 塩船観音寺ホームページ  より)

(10)霞丘陵  青梅市の北東部にあって、最高標高は238mの比較的なだらかな丘陵。河辺駅から春日神社に行く途中でわたる霞川(入間川の支流)が、丘陵の南端を流れています。中世、三田氏の居城だった勝沼城跡、霞池(霞川の水源)がある天寧(てんねい)寺、塩船観音寺などがあって、観音寺から岩蔵温泉までハイキングコースが通じています。機会があったら、歩いてみてください。

(12)吹上しょうぶ公園  貴重な谷戸地(やとち)を保全するために、霞丘陵の一角、勝沼城跡歴史環境保全地域に囲まれた谷戸と、その周辺の環境資源を積極的に活かし、ハナショウブを主体とした公園として整備されています。例年、5月下旬から6月下旬まで、「吹上花しょうぶまつり」が開かれ、この期間は入園料が必要です。青梅市ホーム > くらし > 市民活動 > 施設ガイド > 吹上しょうぶ公園 より )

(13)勝沼城跡歴史環境保全地域  加治丘陵の南端に位置し、霞川の沖積地を見下ろして、比高35mの小高い丘陵をなし、周辺が市街地化する中で、歴史的遺産と一体となった自然地を形成しています。植生はスギ、ヒノキの植林とコナラ、クリの雑木林とが相半ばして分布し、一部にアカマツ林、モウソウチク林、ススキ草原があり、区域北部の谷頭のヨシ、スゲ湿地にはハンノキ林が育っています。
この区域の南半分は都史跡の勝沼城跡です。(東京都環境局トップページ > 自然環境>みどりの保全>東京都保全地域について>保全地域の指定状況> 5 勝沼城跡歴史環境保全地域 より) 
勝沼城跡は、室町時代にこの地方を治めていた三田氏の居城であったといわれています。三田氏は戦国時代には近隣地域に勢力を伸ばし、武蔵国の有力な国人領主(国衆)となっていましたが、永禄4(1561)年から同6(1563)年頃に、小田原城を本拠地とする戦国大名の北条氏によって滅ぼされました。
三田氏滅亡後は北条氏一族の北条氏照の管轄下におかれました。現在残る城跡は北条氏によって手が加えられたものと考えられています。(青梅市教育委員会ホーム > 社会教育 > 郷土博物館 > 勝沼城跡(東京都指定史跡)より)
いまも土塁、空壕、郭などの遺構が残り、中世戦国期の平山城の面影をよく伝えている、ということですが、地元の方によると、全然整備しないから、どこが城だったか、よくわかんないよなー、とのことでした。

(15)天寧寺  関東地区の名刹である曹洞宗梅華林高峯山天寧寺は、御本山が永平寺です。天慶年間(938~946年)に平将門によって開創され、高峯寺と称し、顕密兼修道場でした。その後、兵火に罹り、堂宇は焼き尽され廃寺となりましたが、文亀年間(1501~04年)、この地の領主であった将門の後胤、三田弾正平政宗の帰依によって、曹洞宗甲斐国中山広厳院の末寺として伽藍が再興されました。
山門の左右には二天像の多聞天と増長天の大きな像があります。鐘楼の鐘は、当地方を治めていた三田弾正忠政定公寄進の大梵鐘で、国重要美術品に指定されています。法堂の裏側にある霞ヶ池は、カワセミなどの楽園であり、霞川の水源でもあります。(天寧寺ホームページ より)

(20)青梅鉄道公園  70歳未満の方は入園料100円で、70歳以上は健康保険カードなど年齢を確認できるものを提示すれば入園無料です。
青梅鉄道公園は、実物にふれながら鉄道を楽しく理解できる施設です。昭和37年(1962年)に鉄道開業90周年記念事業として、旧:日本国有鉄道(国鉄)が開設しました。園内には、明治・大正時代に活躍した蒸気機関車をはじめ、鉄道記念物を含む貴重な鉄道車両を屋外展示しているほか、付属する記念館に、模型を中心とした鉄道の解説資料を展示し、実物にふれながら、鉄道を楽しく理解できます。(青梅鉄道公園ホームページ より)

ハーフコース? それとも、もっと歩きたい?

このコースは、歩く距離は長くないですが、坂や階段が比較的多いので、途中で疲れたら、(17)から成木街道を南下すれば540mでJR青梅線・東青梅駅に着きます。

青梅の森散策コース

もっと歩きたい方は、(17)から、「青梅の森」を散策して青梅駅へでるコースがあります。

全体図:https://www.city.ome.tokyo.jp/koen/documents/annaizu2018.pdf
「青梅の森」のおすすめ散策コース:https://www.city.ome.tokyo.jp/koen/omenomorinoosusumesansakucourse.html
70分コース:https://www.city.ome.tokyo.jp/koen/documents/70.pdf
90分コース:https://www.city.ome.tokyo.jp/koen/documents/90.pdf

青梅駅前周辺散策コース

青梅駅前周辺は、なつかしい邦画・洋画の映画看板や昔の生活雑貨を集めた博物館もある「昭和レトロの街」です。「昭和レトロな猫町「青梅」を散歩!観光スポット13選!」を参考に、散策されるのも楽しいですよ。

ちょっと立ち寄り。


 
珈琲とケーキでゆっくりして帰りたい方。

線路に沿って青梅駅を奥多摩方面に2分ほど歩いたカフェ.ド.クラージュ」。手作りをモットーにして、ケーキ(シフォンケーキ、チーズケーキ、スイートポテト等)、ランチはソース等、一切インスタントは使わないそうです。

青梅鉄道公園から下りてきて、青梅線の線路を越える手前にあるのが、カフェWOQ in Marylou(ウオキュー イン メリールー)」。スタジオジブリと同じ建築家による建物だそうです。

WOQ in Marylouより先、青梅線のこ線橋のすぐ手前にあって、古い家屋を洋館風に改装した気になる建物のカフェ夏の扉」。カレーが絶品とのことです。

夕方からちょっと一杯という方。

ご紹介できるお店は、1軒しか見つかりませんでした。青梅駅に着く手前の角にある登嶋家」。昔ながらのラーメン店のようですが、お酒も飲ませてくれました。
17:00を過ぎれば、青梅駅から青梅街道に出る角に、魚民 青梅駅前店」が開店します。

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